信州もみじ湖夢くらぶ
ブドウの苗木植え作業
農業を生かした地域活性化に取り組む箕輪町東箕輪地区の住民有志の会「信州もみじ湖夢くらぶ」(会員38人、根橋英夫代表)は4日、ワイン作りに向けブドウを栽培している長岡の試験農場でブドウの植樹作業に精を出した。
ブドウ栽培は3年目。地元産100%のワインをつくろうと始まった取り組みで、元長野県果樹試験場長の柴寿さん=長岡=の指導を受けている。
20アールの畑でメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネのワイン専用品種を育てているが、栽培面積を広げ、メルローを中心に新たに120本を会員16人が丁寧に植えた。今後は芽かき、枝の誘引、摘房、摘芯、草刈りなどの作業をする。
昨年秋の初なりは600キロを収穫した。「糖度もよく幸先が良い。うそのないものを供給するために品質、生産量ともに安定したいいもの作りたい」と柴さん。根橋代表は、「手塩にかけて育てている。必ずおいしいワインをお届けできる。楽しみに待っていてほしい」という。
ワインはオーナー制で08年から配る予定。