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珍品中の珍品、山ツツジの白の八重が咲いた

福岡の小出八十二さん

珍品中の珍品、山ツツジの白の八重が咲いた

 駒ケ根市福岡の小出八十二さん(55)=造園業=宅では、珍品の山ツツジの白花の八重が9日開花した。
 山ツツジは一般的には赤花だが、まれに白花があり、白の八重は珍品中の珍品とか。
 趣味で野生ツツジを育種、栽培する小出さんは、新しい花を求め、山採りの白花山ツツジの種をまき、大切に育て、その中から斑入りや復輪など珍しい花を選別した。斑入りや復輪はマニアの間では流通しているが、八重咲きの白花は全く流通していない。
 「1箱種をまいても、芽が出るのは数本と発芽率は悪く、開花までに最低6年掛かる。それだけに突然変異で、見たことがない花が咲くと感激する」と笑顔を向けた。

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