はらぺこ保育園でみそづくり
おいしい手作りみそをつくろう竏秩B母親有志が立ち上げた伊那市富県の「はらぺこ保育園」の園児13人が10日、みその仕込みをした。
家庭でみそ作りをすることが少なくなる中、地域の伝統文化を学んだり、お年よりと交流する機会にすることなどを目的として昨年から始めた取り組み。昨年は、寒い日のお昼にみそ汁などにしてみんなで味わったところ、かなりの好評を得た。
今年は昨年より多い大豆6キロ、こうじ6キロの仕込みに挑戦。みそ玉づくりでは、出来るだけ大きな玉にしようと小さな手をいっぱいに広げて奮闘。途中からは、顔のあるみそ玉も並ぶようになり、粘土感覚で楽しんでいた。小林成親保育士は「昨年経験した子は手際がよい。玉も大きなものが作れるようになった」と話していた。
みそ玉は1、2週間ワラの上で休ませた後、樽へと漬け込み、来年1月ころから食べ始めるという。