はら美術でフジ子・ヘミング版画展
伊那市旭町のはら美術で16日まで、「天才ピアニストのもう一つの世界竏茶tジ子・ヘミング版画展」が開かれている。独特の感性でさまざまに表現された作品28点が、訪れた人たちを楽しませている。
聴力を失うなど、さまざまな困難に見舞われながらも心を打つピアノで多くの人を魅了してきたピアニスト、イングリット・フジ子・ヘミング。日本では、1999年にNHKで取り上げられたことをきっかけに、注目を集め始めた。今回は5月28日には松本市の松本文化会館でコンサートが開かれるため、事前にどんな人か知ってもらおうと作品展を企画した。
これまで発表された作品に加え、新作が4点も加わっている。モチーフは、欧州の国々の文化、ピアノ、猫など、これまでの人生に深くかかわってきたものが中心。独特のラインと色使いで、それぞれを幻想的に表現している。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。