美空ひばり歌の里
「前向き観音」の森のつつじまつり
箕輪町三日町の資料館「美空ひばり歌の里」(小沢さとし館長)の自然公園がツツジの見ごろを迎えた。園内に「前向き観音」を建立したのを記念し6月4日まで、「前向き観音の森のつつじまつり」をしている。
約6千平方メートルの園には、ファンの寄付金で購入した約2千本のツツジがあり、今年は土手に新たに100本植樹した。約20種類のツツジは赤、ピンク、オレンジ、白、紫など色鮮やか。ファンが「桃源郷」と名付けたほど、ツツジに覆われた公園の眺めは見事で、今はチューリップや芝桜が共に楽しめる。
眼下に見下ろす町や遠くの山々など景色もたん能でき、週末には観光バスが訪れにぎわっている。今後はジャーマンアイリス、サツキなどが次々と咲く。
「前向き観音」は、前向きなひばりさんの生き方を残したい-というファンの要望で今年4月、園内に建立し観音堂も造った。台座を含めた観音像の高さは、ひばりさんの身長に合わせ約150センチ。館長は「訪れる人が景色を楽しみながら、ひばりさんのように前向きな気持ちになってもらえれば」という。
まつり期間中は、掲載紙を持参すると2人まで入館無料(コーヒー付)、割引券プレゼントがある。