林家木久蔵さんが来伊
「笑点」の裏話に大笑い
テレビの長寿番組「笑点」でおなじみの落語家林家木久蔵さんが11日夜、伊那中央病院を訪れた。患者らを前に「笑点」の裏話などを披露し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
看護職員でつくる「山脈(やまなみ)会」(山口あつ子会長)が「看護週間」(7縲・3日)に合わせ、笑いで病気回復につなげてもらおうと企画した。
木久蔵さんは笑点のテーマに合わせ、黄色の着物姿で登場。「笑いは病気に木久蔵(効くぞう)」と早速、笑いを取った。笑点メンバー桂歌丸さんの夫婦仲を「『おーい』と言うのがふじこ夫人、『はーい』と答えるのが歌丸師匠」と話したり、「向かいの空き地に囲いができた」「へえー」と師匠林家正蔵さんのものまねを交えたりとテンポよく進んだ。
また、着物をまくり上げ、軽快なリズムに乗って、弟子の林家きく麿さんと一緒に「いやーんばかーんダンス」を踊り、会場を沸かせた。
病院内の講堂には200席を用意したほか、講堂まで来ることができない患者のために院内放送のテレビで流した。