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最重点事項は高齢者の交通事故防止

伊那市安協が総会

 伊那市交通安全協会連合会は12日、市役所で総会を開いた。会員約90人が出席。「高齢者の交通事故防止」を最重点事項に掲げた本年度事業を決めたほか、新会長に堀内四郎さんを承認した。
 あいさつに立った原義一会長は「伊那署の交通事故発生件数のうち伊那市が6割を占める。安協の果たす役割は大きく、人命尊重の理念を再認識して地区の安全は地区で守ってほしい」と呼びかけた。
 本年度事業で▽高齢者交通安全モデル地区に美篶地区を指定し、安全活動を推進する▽夜光反射たすきや紅葉マークの普及促進▽シートベルトの着用▽飲酒運転を許さない気運の育成▽交通安全教育の推進竏窒ネどに取り組み、交通事故のない「安全で快適な交通社会」の実現に向ける。
 05年の伊那市の交通事故発生件数は372件(11件減)で、死者が3人、傷者が482人だった。高齢者が関与した事故は32%を占め、生活道路における交通安全対策が必要となっている。

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