すくすくはうすで救急法講座
南箕輪村の子育て支援すくすくはうすで12日、初企画の救急法講座があり、参加した母親が小さい子どもの救急法を熱心に覚えた。
伊那消防署員が、心肺そ生法を説明。8歳以上の成人に対する方法を意識の確認、助けを呼ぶ、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなど流れに沿って手本を見せたあと、乳児(1歳未満)と新生児(生後28日未満)の場合の人工呼吸と心臓マッサージを指導した。
乳児と新生児は、意識の確認は足の裏を刺激する、人工呼吸は子どもの口と鼻を救助者の口で覆ってやる、心臓マッサージは乳首を結ぶ線より指1本分下側を中指と薬指の2本で胸の厚さの3分の1がへこむくらい押す-などわかりやすく説明した。
参加者は、大人の人形と子どもの人形それぞれを使い、一つひとつの方法を署員に確認しながら熱心に練習した。