大きな藤棚で駒ケ根市民チャンピオン
駒ケ根市の何でもナンバー1を認定する市民チャンピオンに市場割の無職宮下保雄さん(70)方の藤棚が認定された。元はブドウ棚だったという鉄骨製の棚は12メートル(9・7メートル)×7・2メートルの台形で、面積は78・12平方メートル。個人所有の藤棚としては市内ナンバー1と認定された。38年前に植えたという樹など5本が高さ3・5メートルの棚いっぱいに伸び、紫や白、ピンクのフジの花が今を盛りと咲き誇っている=写真。だが宮下さんはこれでも不満顔。「せん定は自己流でやってきたが、もっと良いやり方ならさらに美しく咲いてくれるのではないか。誰か教えてくれる人はいないかな」と話している。
藤棚にはペットボトルを利用した自作のシェードで飾った電球を約30球吊るしてあり、夜になると灯りに照らされた幻想的な雰囲気の下で、集まった近所の人たちとともに藤見を楽しんでいる。