福祉マップ作成にむけて始動
幅広い協力で住民視点に立った内容に
宮田村の住民有志でつくる「むらづくりネット宮田」は16日夜、県のコモンズ支援金の助成を受けて作成する福祉マップの準備会を開いた。今後の作成手順や内容などを検討。小中学生や保護者など幅広い人たちに協力してもらい、住民の視点に立ったマップにしたいと話し合った。
申請していたコモンズ支援金に事業採択されたことを受け、中心になって計画を進めていたメンバーらで準備会を構成。
6月の全体会議までに原々案をつくり、着手する。マップは村内全戸配布を計画している。
この日の検討では、「実際にマップを使う人が目や手でふれて、作っていくことが大切。子どもたちや子育てグループに調査を協力してもらっては」などの意見も。
保健師など村にいる専門家の積極的な活用を求める声もあった。
近隣市町村が作成したマップなども参考にしながら、住民のニーズを調べ、内容を吟味していこうとも確認。
全体会議前に再度準備会を開いて、原々案をまとめる考え。
同ネットは、村が住民に呼びかけて1年余りかけて自立の村政を議論した「むらづくり協議会」が前身。
議論だけで終わらせたくないと、昨夏に協議会の元メンバーらで発足し、いくつかの小グループに分かれて事業を計画している。