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三峰総が南大東島児童にパンフレット寄贈

日本を代表する渓流・三峰川を良く知って!

三峰総が南大東島児童にパンフレット寄贈

 沖縄県南大東島と伊那市民との交流の動きが広がっている。国土交通省三峰川総合開発工事事務所(榎村康史所長)は5日、島民を伊那祭りに招く実行委員会(小林史麿代表)の要請に応えて、南大東島の小中学生(4年生以上)に同事務所発行のパンフレット「はじめての三峰川探検」を145冊寄贈した。
 パンフレットは100頁カラーで、三峰川の歴史・自然・人の生活などが分かりやすく解説されている。実行委員会に参加した矢島信之さん(伊那市美篶在住)や丸山宏一さん(高遠町西高遠在住)らが、「渓流を見たことのない島民に伊那に来てもらうのだから、日本を代表する渓流・三峰川のことを知ってもらわなければ」と、三峰総などに働きかけた。
 パンフレット寄贈のほかにも、8月初めの伊那谷訪問時に、美和ダムや周辺施設の見学も受け入れることになった。
 榎村所長は「川を見たことがない島の人に、三峰川の自然の豊かさ、水の美しさを見てほしい」と話した。
 伊那市内の大手製造会社に勤めた経験のある男性が島で作る青パパイアが縁で広がった交流。8月の伊那まつりにあわせて南大東村助役の仲田建匠さんを団長に38人の訪問団が伊那谷を訪れる。5日には伊那市教育委員会共催の島唄コンサートが開かれるほか、6日の伊那踊り、7日の遊ingゾーンなどでも物産販売や島唄披露が行われる予定。
 既に伊那西小が同島小学校に交流のための手紙などを送っているほか、通り町商店街や伊那節の愛好者の中からも、交流を求める動きが始まっている。
 詳しくは同実行委員会(TEL74‐5351グリーンファーム・小林、72‐2650井地)まで。

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