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西小、片桐区有林で植樹作業

3年生苗千本

西小、片桐区有林で植樹作業

 中川村の中川西小学校5、6年生約60人は14日、中川村片桐田島の片桐区有林で、ヒノキの植樹をした。
 同校に備品などを寄付している片桐区(大場英明区長)に何かお手伝いができないものかと、西小が申し入れた。区役員ら約20人と児童は協力し合い、約1ヘクタールに、ヒノキの3年生苗千本を植え付けた。
 現場は斜面で、切り株もあり、足元に注意しながら、区役員が直径30センチ、深さ20センチほどの植え穴を掘り、児童らが2人ひと組になって、苗を真っ直ぐ立て、周りの土を寄せ、植えた後はしっかり根元を踏みつけるなどの一連の作業を手際よく進めた。
 作業に先立ち、大場区長は「ヒノキは用材として最高の木。利用できるまでに60-70年掛かる。70年後、みなさんの孫に胸を張って、,自分たちが植えた,と言えるように、しっかり植えて」と呼び掛けた。
 児童らは60-70年後、見事に成長したヒノキの美林を夢見ながら、作業に精を出した。

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