箕輪町焼酎いも生産組合会議
箕輪町焼酎いも生産組合(柴正人組合長)は17日夜、本年度第1回会議をJA上伊那グリーンセンターみのわで開き、一般参加で一緒にいも焼酎作りをする「いも焼酎みのわ」を愛する会の設置や作付け、役員などを決めた。
今年は、オリジナル芋焼酎のブランド化に向け上伊那8市町村でそれぞれサツマイモを栽培する。
組合は昨年、町内初の取り組みで、焼酎用サツマイモ「黄金千貫(こがねせんがん)」を栽培。飯田市の醸造元「喜久水酒造」で仕込み、「いも焼酎 50周年“みのわ”」の名で限定販売した。2年目の今年は昨年より栽培面積を大幅に増やし上伊那で最も広い335アール。苗6万7千本を植える計画。苗入荷日に合わせ各地区の植え付け予定日を決め、苗の植え方など栽培方法を確認した。
柴組合長は、「各市町村が競ってブランドを作るように上伊那全体が動いている。一生懸命取り組むのでよろしく」とあいさつした。
サツマイモ植え付け作業始まる
箕輪町焼酎いも生産組合の木下支部で17日、焼酎用サツマイモ「黄金千貫」の植え付け作業が始まった。
マルチを張り準備しておいた木下原の畑20アールで作業。会員は、割りばしでマルチに穴を開ける、苗を3節目まで斜めに差し込む、土をかけるという作業を手際よくこなした。
苗は16、17日に1万本入荷。今後は23日以降3、4日おきに入荷予定で、愛する会の植え付け体験イベントも含め各支部ごと計画にそって植え付けする。
「いも焼酎みのわ」を愛する会 参加者募集
箕輪オリジナルブランドいも焼酎を焼酎ファンと一緒に作ろうと、「いも焼酎みのわ」を愛する会の参加者を募集している。
地産地消の願いも込めた事業で、参加者(大人)はサツマイモ苗の植え付けと収穫(10月下旬から11月上旬ころ)を体験する。苗植えの日程は6月4、10、11日の予定。参加した作業ごとに、いも焼酎「みのわ」(720ミリリットル)1本をプレゼントする。12月下旬には完成したいも焼酎の試飲会をする。
参加費は1人500円。試飲会費は別途徴収。会員は登録制で先着60人。現在16人が申し込んでいる。
申し込み、問い合わせはJA上伊那グリーンセンターみのわ(TEL79・0636、FAX79・0637)へ。