通学路歩いて安全性再確認
宮田村の宮田小学校PTA(小野章会長)は20日、通学路を実際に歩いて点検するパトロールを実施した。PTA役員のほか、防犯指導委員会、防犯女性部、少年友の会など幅広い団体が協力。より多くの目で通学路の安全を確かめた。
約60人が参加し、地区ごとに分かれて点検。防犯面も含めて、子どもたちの安全に支障がないか確認しながら歩いた。
あわせて、村内33カ所の「子どもを守る安心の家」も訪問。緊急時に子どもが逃げ込むために事業所や一般家庭を指定してあるが、一層の協力を求めた。
子どもが関わる事故や犯罪を未然に防ごうと、同小は安全、防犯マップを作成。
PTAも村教育委員会が設置した子どもの安全見守り隊に積極参加するなど、地域連携による安全体制の拡充に力を注いでいる。
この日のパトロールも当初の予定より参集団体が大幅に増加。小野会長は「地域全体で守るという意識をさらに高めていきたい」と呼びかけた。