棚田で田植え
中川村大草飯沼の棚田で21日、飯沼農業活性化研究会(入田護会長)会員ら約20人が出て田植えが行われた。さわやかに晴れ渡った青空の下、会員らは11枚・50アールの水田に酒米ミヤマニシキの苗を手作業や田植え機で次々に植え付けた=写真。田の周りにはのどかな田園風景を写真に収めようと多くのアマチュアカメラマンが集まり、あぜなどに三脚を立てて盛んにカメラのシャッターを切る姿が見られた。
これまでタカキビを栽培していた一部の畑を水田にしたことにより、耕作面積は昨年より9アール増えた。事務局の小池久志さんは「40俵ぐらい収穫できると思う。順調に生育してほしい」と話していた。収穫する米は清酒「おたまじゃくし」の原料として米澤酒造に全量納めることになっている。