日本棋院上伊那支部が総会と囲碁大会
日本棋院上伊那支部(会員約80人、神田福治支部長)は21日、06年度総会と記念囲碁大会を伊那市西春近のサンライフ伊那で開いた。大人から小学生まで約40人が参加し、日ごろ鍛えた腕を競い合った。
本年度同支部は、子どもを対象とした囲碁教室の充実強化などに取り組みながら、会員相互の親ぼく、棋力向上に努めていく。ジュニア世代に囲碁を浸透させることで、その親にまで囲碁に親しむ機会をもってもらいたいと考えている。
囲碁は相手の動きを読みながら自分の出方を考えなくてはならないため、子どもの情操教育にも効果を発揮し、社会に出たときの立ち居振舞いを身に付けることができるという。
記念大会は、3段以上のA級、2級以下のB級に分かれて一人5戦ずつ対戦。鋭い指し手で対戦相手の大人を負かす小学生棋士もいた。
対戦結果は次の通り。
◇A級(25人)(1)松井幹雄(4段、辰野高校2)(2)知久善明(3段、東部中1)(3)八木敏雄(3段)(4)荻原理機弥(5段)
◇B級(15人)(1)田中千翔(1級、西春近北小6)(2)山崎洸(7級、南箕輪小6)(3)保科信雄(初段)(4)田中宏道(5級、西春近北小2)