箕輪町の保育園で「英語あそび」始まる
跳んで!走って!楽しくイングリッシュ
箕輪町の本年度新事業「保育園英語遊び」が22日、町内の長岡、おごち保育園の両園で始まった。英国ロンドン出身の英語講師のファーガス・ケリーさん(32)=伊那市=が各園で、体を動かしながら英単語を学ぶ、楽しい授業を繰り広げた。
同新年度事業は、ネイティブスピーカーを招き、英語や異文化にふれ、国際感覚豊かな子どもを育てる目的。町内の9保育園の年長12クラスが、年間平均20回、月2回のペースでケリーさんから英語を学ぶ。
おごち保育園では、日常のあいさつや「座る」「飛び跳ねる」などの動作、動物の名前などの簡単な英語を学習。ケリーさんはユーモアある冗談や身振りを交え、園児たちと一緒に室内を掛け回るなどして、外国語に対する苦手意識を打ち払っていた。
子どもたちは「英語が難しかったけど楽しかった」「帰ったらお母さんに教えてあげる」などと授業を満喫した様子。ケリーさんが園から帰る時には玄関まで見送り、次回の英語あそびを待ち望んでいた。