宮田村社協の介護保険事業が好評
宮田村社会福祉協議会は、きめ細かなサービスで介護保険事業が好調。05年度の同社協事業決算は1119万円の黒字を計上し、次年度への繰越額は4389万円に達した。ただ、介護保険の制度改正により「今後の見通しは不透明で、状況を見極めて対応していきたい」としている。
24日開いた理事会、評議員会で05年度の決算状況、事業実績を報告。承認した。
それによると、介護保険事業の居宅介護支援(ケアプラン)は前年度に比べ22%増の1062人にサービスを提供。
通所介護事業(デイサービスセンター)も、単独型、認知症型あわせたのべ利用回数が24%増の7208回に達した。
同社協は「ソフトなサービスに取り組み、営業努力も実を結んだ結果」と分析している。
訪問介護事業(ホームヘルパー派遣)も、きめ細かな心配りで好評。1日に何度も足を運ぶなど、利用者のニーズにあったサービスを提供しており、派遣のべ回数は前年度に比べて1・5倍ほど多い4998回に及んだ。