箕輪町図書館の「紙しばい読み方講座」始まる
箕輪町図書館(平井克則館長)の事業「紙しばい読み方講座」がこのほど、同図書館であり、伊那朗読の会会長の小林豊子さんの指導で、町内に住む読み聞かせに興味のある10人が学習を始めた。講座は全2回で、28日にもある。
小学校などで読み聞かせボランティア活動などをする人たちに、学習の場を提供する目的で昨年から始まった講座。絵本と紙芝居を読む時の違いを学んだり、互いに読み、聞き合いながら学習していく。
初日は実際に紙芝居を受講生らが読んで、小林さんが批評したりした。題材はヒヨコと母親鳥との関係を描いた作品で、それぞれが声の強弱や速さ、間の取り方などを工夫し、思い思いに音読した。
小林さんは「どういう意図で書かれているかを理解し、それに相応しい読み方で」と助言した。
6月18日からは朗読講座が、小林豊子さんの指導で始まる。8月20日までの全3回の講座。申し込み期間は6月2日まで。問い合わせは箕輪町図書館(TEL79・6950)へ。