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犬のしつけ方教室 実技始まる

犬のしつけ方教室 実技始まる

 県動物愛護会上伊那支部と伊那保健所は21日、県伊那文化会館東側多目的広場で、犬のしつけ方教室の実技講習を始めた。14日に学科講習を終え、実技は6月11日までの全4回を予定している。
 この日は11組の受講生が参加。飼い主の横を犬が一緒に歩く方法を家庭犬インストラクター5人から学んだ。最初は犬同士で吠え合ったりと大騒ぎだったが、次第に慣れてくると参加者の指示通りに犬も歩くようになっていった。
 コーギー犬の「そら」ちゃん(生後1年)のしつけのために参加している花岡敏彦さん(44)=南箕輪村=家族4人は「散歩の時に跳びついてくるのが激しかったのでしつけを学びたかった。一緒に静に歩けてよかった」と話した。
 犬のしつけ方教室は、かみぐせがあるなどで、同保健所へ引き取られる所有権放棄頭数を減らすために1993年から始まり、14年目を迎える。
 所有権放棄頭数が106頭だった93年度と比べると、05年度は38頭に減少。飼い主への飼育の指導が徹底されたほか、避妊処置の普及が進んで、子犬の引き取り頭数が減ったのが要因だという。

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