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山岳遭難救助隊春季訓練

山岳遭難救助隊春季訓練

 中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会山岳遭難救助隊(田中徳長隊長)は27日、春季訓練を駒ケ岳の千畳敷付近で行った。田中隊長以下隊員10人と駒ケ根警察署の山岳遭難救助隊員など4人が参加。岩場での確保点の取り方や、負傷者を背負っての下降訓練などを通じて遭難者救助技術の向上と隊員相互のチームワークを養った。
 駒ケ根署で行われた訓練開始式で田中隊長は「今年は例年になく雪が非常に多い。実りある訓練にしてほしい」と訓示した=写真。
 27日は訓練終了後宝剣山荘に宿泊。28日には、雪崩で登山者が雪に埋まったとの想定で、雪崩ビーコン(電波発信機)の電波を頼りに遭難者を捜索したり、スノーボートによる負傷者救助訓練などを宝剣岳周辺で行うことにしている。

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