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グリーン・ツーリズムセミナー開講

15人が参加、事例研究

 中川村営農センターは18日夜、葛島渡場の農家民宿やまに亀屋で第1回グリーン・ツーリズムセミナーを開いた=写真。来年3月まで全11回開き、事例研究や現地調査、体験を通じて、中川村の地域資源の活用手段としてのグリーン・ツーリズムを研究し、実践に向けたノウハウを学習する。
 初回は上伊那農業改良普及センター駒ケ根支所の高橋博久さんが農家民宿や農村レストランの事例を紹介。
 この中で、日本的グリーン・ツーリズムの草分け、大鹿村の山村生活体験館「たかやす(館主伊東和美さん)」を紹介。「たかやすには緑と谷川の流れ、おいしい空気だけで、ほかになにもない。伊東さんは畑で採れたばかりの野菜と清流の魚など自然体のもてなしで、飾らず、何もないことを,売り,にしている」と話した。
 また、平均年齢70歳、7人の女性が経営する島根県匹見町萩原集落「雪見山荘」について「カラオケもなにもない。素人のおばあちゃんたちの宿。だからこそ、客も親せきの家のように気がねなくくつろげる」と話した。
 次回(6月)は飯田市の「農家民宿ふれあい農園おおた」を視察する。

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