1年3組は東保育園とふれあい深め
宮田村内では小中学生と保育園児の交流が盛んになっている。30日も宮田小1年3組が東保育園、同3年3組は西保育園に出かけ、園児とふれあった。少子化などで・スたてのつながり・スが希薄になったといわれて久しいが、世代、学校、保育園の枠を超えた連携で、子どもたちは手探りの中から多くのことを学ぼうとしている。
宮田小1年3組と東保育園の年長園児は本年度、落花生の栽培などを通じて1年通して交流。
保育と学校教育のつながり・ス保小連携・スを研究するものだが、関係者は「活動を通して子どもたちの良い面が引き出せるはず」とあわせて期待を寄せる。
30日は種植えに挑戦。1年生が園児に植え方を教え、一緒に汗を流した。
作業しながら学校生活や遊び、テレビの話題など、日常会話する姿も。新たな絆が生まれた。
同学級の原毅教諭、同保育園の飯島千恵子園長らは「園児にとっては知ることで小学校にスムーズに溶け込むことが期待できる。子どもの違った側面も引き出され、保育や教育に広がりが出るのでは」と話した。
今後も月に1、2回程度交流を深める予定。10月末には保育園や小学校の関係者らが集まる上伊那幼年教育研究会で、交流の様子を公開する。