上伊那郡保育協会総集会
上伊那郡保育協会の06年度総集会・部門別研究会は27日、南箕輪村の村民センターであった。6町村の保育士ら約300人が集い、事業計画などを承認し、講演や研究会で学びあった。
本年度事業計画は、必要に応じて開く事務研究会、園長会、年4回の主任保育士会と部門別研究会、専門委員研究会など。講演、講習会、調査研究にも取り組む。予算総額は162万3千円。
上伊那郡町村会の解散に伴い郡保育協会が自主運営となって最初の総集会。古畑康子会長は、「会員の大切な学びの場として会を大切に育ててほしい」とあいさつ。「子どもの尊い命が失われる社会に憤りを感じる。子どもの世界は狭くなり禁止と管理に囲まれている。私たちにできることは安心して遊べる場所、空間を作ること。保育士は社会から大切な宝を預かっている。保育園でいろいろ経験し、友と成長できるよう温かな目で見守り、温かな笑顔で包んであげたい」と話した。