送迎の職員が「安全安心の見守り隊」結成
飯島町社会福祉協議会
飯島町社会福祉協議会(堀越幸夫会長)は1日、デイサービスなどの送迎に関わる職員で社協「安全安心見守り隊」を結成。「安全安心見守り隊」と書かれたマグネットプレートを取り付けた車両で見守り活動を開始した。
最近、町内で児童生徒の安全に関わる事件が発生したことや、高齢化社会を迎え、認知症の高齢者が増えていることなどから、送迎にかかわる職員を活用し「見守り隊」を結成し、安全で安心な社会づくりに貢献する。
同社協はデイサービスや生きがいデイ、こまくさ園利用者などの送迎に10台の車両に、14人の職員が乗り込み、午前7時45分から、午後5時まで、町内を走り回り、走行距離は1日120-170キロに及ぶという。
見守り活動は、運転手や添乗の介護職員が走行中に不審者や不審車両、徘徊人を見つけた場合、関係機関に通報するもの。
社協事務局では「プレートを付けることで、安心感を与え、犯罪抑止効果にもつながる。万一の場合、早期対応もできる」と話していた。