宮田村にヒカリゴケ、神秘的な光放つ
宮田村中越区でヒカリゴケが自生。神秘的な光りを放ち、話題になっている。春日政美さん=町1区=所有の小屋内にある野菜貯蔵用の石室に生えているもの。口コミで訪れる人もおり、「有名な光前寺のヒカリゴケに負けず劣らず光っている」と驚いている。
石にびっしりと生えたコケは、まるで蛍光塗料のように発光。1メートル四方に広がっている。
「8年ほど前から少しづつ生えてきたが、今年は特に美しい」と春日さん。
長女の洋子さんは「今まであまり気にしなかったけど、湿気や空気の流れ、光の入り方など環境が適していたのでは」と話す。
2、3年前にはあまり光らず、「途絶えてしまうのか」と危ぐした時期もあったというが、空気調節に気を配るなど、春日さんの努力は実り、今年は今までにない光りを放つようになった。
ヒカリゴケはレンズ状の細胞からなり、光線を反射するため光っているように見える。