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駒ケ岳と宮田高原キャンプ場の開山式

駒ケ岳と宮田高原キャンプ場の開山式

 中央アルプス駒ケ岳と宮田高原キャンプ場の開山式は1日、山々を一望できる宮田村新田区の村文化会館で開いた。村観光協会の主催。駒ケ岳の残雪が例年にない多さで影響も懸念されるが、シーズンの安全と客増加などを祈願した。
 雪融けが1カ月ほど遅いという駒ケ岳と、新緑の宮田高原を眼前にして神事を挙行。
 宮田太鼓の5人が演奏を披露し、勇壮な音色でシーズン到来を祝った。
 駒ケ岳の宮田側の入山者は年間8縲・万人ほど。7月6日からは上下伊那を中心に中学校21校、3000人余りの生徒が集団登山するなど、夏から初秋に登山客が集中する。
 しかし今年は残雪が多く、関係者は「集団登山も含め、影響があるかも」と気を揉む。
 標高約1650メートルの宮田高原は、9日に放牧が開始。キャンプ場は基本的に7月から9月末まで営業し、同協会は今季も例年とほぼ同じ1500人ほどの利用を見込んでいる。
 同協会長の清水靖夫村長は「村の観光は雄大な自然とふれあえる点がポイント。多くの人が安全に楽しめるよう、整備も進めていく」とあいさつした。

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