ハッチョウトンボ観察会
世界最小のトンボ「ハッチョウトンボ」の観察会が3、4日、繁殖地の駒ヶ根市南割公園で開かれた。親子連れなどで賑わい、羽化したばかりの体長2センチに満たないトンボに目を凝らした。
羽化の時期にあわせ、地元のハッチョウトンボを育む会(小川周次会長)が開いたもの。
今年は1週間ほど成育が遅いというが、3日朝で65匹が羽化。
4日はそれ以上の個体数になったが、訪れた人たちは草かげにとまる最小トンボを凝視した。
会メンバーの解説もあり、親子で熱心に目と耳を傾ける姿も。「あんな所にいた」「本当に小さい」など歓声をあげていた。