伊那市高齢者クラブ連合会発足記念役員会
旧3市町村の高齢者クラブでつくる伊那市高齢者クラブ連合会(会員3千人、久保田泰男会長)は5日、発足記念役員会を伊那公民館で開いた。49単位クラブ約100人が集まり、クラブの育成と活性化への志を新たにした。
新しい連合会の最重点課題は、各地区における単位クラブ育成のさらなる促進。特色の異なる地域の意見を反映するため、副会長を6人とした。
久保田会長は「高齢者には厳しい時代を迎える中、伊那市の人口に占める高齢者の割合は約25%。医療、福祉、介護などの施策に安易に頼り、社会参加を疎かにしてはいけないと考えている。私たち自身が積極的にそういうことを考え、地域のきずなづくりに努めたい」と語った。
小坂樫男伊那市長は「高齢者の知恵、経験は今の社会に必要なこと。それぞれのクラブが地域と積極的にかかわっていくことが、新市にとって必要だと思っている」と激励した。