中央道環境対策協議会
中央自動車道周辺の中南信地域の16市町村で組織する、中央道環境対策協議会(会長・小坂樫男伊那市長)の定期総会が2日、伊那市役所であった=写真。06年度事業計画、予算などの4議案を原案通り可決、承認した。
本年度事業計画は、関係市町村間及び長野道など他の協議会との情報交換、各地域における騒音、振動、薬害、病害虫など沿線環境対策要望のとりまとめ竏窒ネどの4つを盛り込んだ。
総会後は、中央道を管理する中日本高速道路関係者へ、要望や質問が投げ掛けられた。出席者は「伊北インターチェンジ内にある立ち木に夜、鳥が集まり地域住民が迷惑しているが対策を」「岡谷ジャンクションであった事故で、車両が道路下へ落下したが安全対策はできていたか」などと直接訴えた。
中央道環境対策協議会は、高速道路より発生する公害などを防止し、地域住民の快適な生活環境を保全する目的で設置している。