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箕輪消防署水防工法訓練

箕輪消防署水防工法訓練

 箕輪町の箕輪消防署は8日、出水期に備えて署員が水防工法訓練で改良積土のう工法などを消防署南で訓練し、併せて町内の中小河川も確認した。
 積土のう工法は、水の流れに平行に土のうを並べ、継ぎ目に土をつめて踏み固める。2、3段目の土のうは互い違いになるように積み、土をつめてよく固めたあと土のうに杭を打ち込む。
 杭と防水シートを使う改良積土のう工法は積土のう工法を改良、強化したもので、打ち込んだ杭にシートを張り土のうを積み上げ、控え土のうを積む。
 署員26人が参加。天竜川のはんらんを想定し、2班に分かれて袋に砂を詰めて土のうを作り、2種類の工法の手順を確認しあいながら訓練に励んだ。
 土のうは消防署に常時約100袋を備蓄。油もれのときにも活用している。今回作った土のうも備蓄する。
 町内には1時間に20ミリを超える降雨があった場合に増水する河川が4カ所あり、消防団の各詰所にも土のうを蓄えている。

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