【記者室】森林に親しむ
南箕輪村大芝高原「みんなの森」で始まった森林(もり)に親しむ講座。大芝高原は平地林なので重装備の必要も、遭難の心配もなく、気軽に訪れることができる。初めて訪れた朝の「みんなの森」は木漏れ日が美しく、風も心地よく、清々しい気持ちになった▼「森林に関心をもってもらうことが一番」とインストラクター。わかりやすいガイドに、わずかの時間だが取材しながら一緒に学ばせてもらった▼これまで森林に親しんだ経験は記憶をたどっても思い浮かばず、登山などもってのほか。「山は遠くにありて眺めるもの」と思っているが、何事にも関心をもつことは視野を広げるためにも大事。ほんの少し樹木について知るだけで森林がぐっと身近に感じた。(村上記者)