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介護者支援などを目的としたお弁当サービス開始

介護者支援などを目的としたお弁当サービス開始

 日々介護に携わる人に、ほっと一息できる時間を提供しよう竏秩B伊那市狐島の介護支援センター「ひまわり」(春日晋治代表)は、介護者の負担軽減などを目的とした弁当配達サービスを始めた。行政の配食サービスが対象外とする人や、民間の弁当業者の配達エリアから外れている地域の高齢者にも配達をしていく。弁当の調理は、宮田村と伊那市にある2つの宅幼老所に依頼。配達には伊那市の福祉事業所「どうぞのいす」も携わる。
 高齢者用弁当の配達サービスは、伊那市でも行っているが、介護者が同居する世帯や、食事をつくる能力があると判断した高齢者は対象としていない。しかし実際には、飲食店の出前などに頼るケースが多いのも実情。また、こうした食事には健康管理上の制限ある人が食べられない食材を含んでいることも多いため、今回の取り組みを開始することを決めた。
 おかずは、旬の野菜を使った和え物や魚など。利用者それぞれの健康状態に合わせて、塩分量などを調節していく。
 サービスを利用し始めた富県の女性(83)は「おいしくてみんないただいた。お弁当に添えられているメッセージがうれしかった」と話していた。
 サービスは月縲恣y曜日の希望日を選べる。会費は1日(お昼)450円。
 問い合わせは介護支援センター(TEL77・0015)へ。

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