からくり時計の演奏に、園児を招待
ヤマサン宝飾(
駒ケ根市上穂町のヤマサン宝飾(宮脇三広社長)は「時の記念日(6月10日)」にちな
み9日から、市内の保育園・幼稚園の園児らをからくり時計演奏に招待している。
初日は小雨の中、東伊那保育園の年少、年中園児60人が来店。店頭のからくり時計を見上げ、じっと盤面が開くのを待った。
音楽とともに、直径約1メートルの時計の盤面が中央から割れ、ウサギやクマ、オウムなどの動物や妖精(ようせい)が飛び出し、「ヤマサンオリジナル曲」に合わせ、くるくると回った。
園児らは「クマさんが出てきた」「小人さん、かわいい」と大喜びした。
店内では中平安司店長から腕時計や掛時計や目覚まし時計など色々な時計を見せてもらった。特に園児らの興味を引いたのは「ボブサップ」目覚まし時計。ボブサップ人形が「ワッハハ」と豪快に笑い「起きろ、起きろ」を連発し、笑いを誘った。
同店のからくり時計は、89年にセイコーが限定20個で制作した物の1つ、同年、駅前店に設置、上穂北の「四季彩館」に移転し、午前10時、正午、午後3時、6時と1日4回、楽しい音楽を奏でている。子供たちに夢を与え「時の記念日」を知ってもらおうと、毎年市内の保育園児らを招待している。