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地域住民と一緒にハングル学ぶ

高遠高校公開講座が開講

地域住民と一緒にハングル学ぶ

 高遠高校で8日、3年生の総合的な学習の時間を地域に開放した学校公開講座「アジアのことば」が開講し、生徒と一緒に地域住民が授業を受けた。
 地域に根ざした学校づくりを目指し、生徒と地域住民がともに学び、交流を深める機会として昨年に続いて企画。講師は日韓親善伊那谷の会運営委員長の鄭康雄さん(62)=南箕輪村=。ハングルの基本文法や日常会話、韓国の歴史や文化、日韓関係などを、来年1月まで全13回にわたって学んでいく。
 初回は、伊那市内をはじめ、駒ケ根市や箕輪町など近隣から約10人が受講。韓国やハングルの成り立ちについての紹介があり、ハングルの母音・子音の読み方などを学習した。
 鄭さんは「ドラマや映画を繰り返し見ることが外国語を覚えるコツ」と推奨。その上で「基礎をしっかりと学び、それに基づいて繰り返し勉強することが大切」と呼びかけた。
 韓国に興味があったという駒ケ根市の女性(52)は「ハングル文字を読めたり、話せるようにもなりたいし、歴史や文化も踏まえて学びたいと思った。生徒さんから学ぶこともあるだろうし、刺激になっていい」と話していた。

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