名水地ビール仕込み作業
宮田村の酒販店が企画した地元の名水使った特注地ビール「伊勢滝の風」の仕込み作業が9日、製造委託した新田区の南信州ビールで行われた。酒販店主も作業に協力。活性化につなげたいと期待を込め、汗を流した。
村内酒販店8店でつくる「村酒販店活性会員会」が昨年夏にも発売。飲みやすさが好評で今年も7月上旬の発売を予定している。
原料の水は、村内標高1900メートルの伊勢滝近くにある湧き水。7日に村や住民有志らと協力して1500リットルを採水した。
この日の作業にも細田健一委員長らが参加。粉砕した約200キロの麦芽を苦労して採ってきた名水に投入し、麦汁をつくった。
水の特性を最大限活かして、キレのあるすっきり味に仕上げる予定。また、今季は間に合わなかったが、同委員会と南信州ビールなどは地元産の麦を使ったビールも開発しようと研究も進めている。