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宮田高原放牧始まる

宮田高原放牧始まる

 宮田村の宮田高原で9日、成長して乳牛となる生後1年に満たない雌牛の放牧が始まった。上伊那各地から9頭が運び込まれ、標高1650メートルの涼しい牧草地で夏場の3カ月間を過ごす。
 生後6カ月から11カ月のホルスタイン(乳牛)8頭と、繁殖用の黒毛和牛1頭。昨年より7頭減と少し寂しいシーズンとなったが、駒ヶ根市や伊那市、箕輪町、南箕輪村の飼育農家が託した。
 村や農協、家畜保健所などが協力し、寄生虫駆除の薬を1頭づつ注射。
 その後、約20ヘクタールの広大な牧草地に放たれ、美味しそうにムシャムシャと草を食べる光景がみられた。
 同高原牧場は約70年の歴史を誇り、最盛期には30頭以上もの放牧があった。
 飼育農家減少だけでなく、放牧しなかったり、遠く北海道の牧場に託すケースなどもあり、牧場経営を採算ベースに乗せるには厳しい状況にある。
 一方で同高原はキャンプ場などもあり、観光面などで牧場の存在は無視できず、村産業建設課は「できれば続けていきたいのだが」と話す。

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