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学校シンボル・ス梅・スを収獲
引き継ぐ伝統、今年も全校生徒で

 宮田村の宮田中学校は13日、学校のシンボルでもある校内の梅並木で小梅の収獲作業を行った。全校生徒が丁寧にもぎ取った結果、昨年に比べて30キロ以上も多い324キロと豊作。学校の給食で使うほか、世話になった近所の人に配ったり、保護者らに頒布した。
 「梅が里」と呼ばれる同村にふさわしい、梅の並木をと1975(昭和50)年に50本ほどを植樹。
 以来、緑化委員会を中心に歴代の生徒たちが大切に守り続けてきた。
 昨年からは各学級で5縲・本程度管理するようになり、生徒にとってより身近な存在に。
 この日も、熱心に作業。天の恵みに感謝しながら、まばゆいばかりの緑色の実を次々と収獲していた。
 例年、梅漬けやジュースなどに加工して給食で味わうほか、農協などに一部を販売。
 さらに今年は、保護者にも安価で頒布し、今後の管理費用に充てる。
 生徒会では梅の収獲量を当てるコンテストも実施したが、2年1組の浦野勝平君が見事1キロ差でトップ賞。さっそくランチタイムで表彰式があり、賞品の小梅3キロを手にした。

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