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2511/(月)

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「みんなが幸せになる会社づくり」を考える

JCが経営フォーラム開く

 伊那青年会議所(JC)の経営フォーラムが10日、箕輪町文化センターであった。メンバーら約300人が出席し「みんなが幸せになる会社づくり」をテーマに、講演などを聞いた。
 フォーラムは昨年に続いて2回目で、明るい豊かな社会の実現を目指して活動するJCが経営の視点からまちづくりを考えようと開いたもの。
 58年以来47期連続の増収増益を達成した伊那食品工業の塚越寛会長は「社員の幸せを願って」と題して講演。「首切りは企業の業績を上げるのに正しいと錯覚がある。企業の成長は何を意味するのか」と問いかけ「社員の幸せを通して会社を考える。雇用は社会貢献。倒産させないために、どうするかが経営戦略」と人間尊重の経営を語った。また、座右の銘にしている二宮尊徳の言葉の引用、仲の良い社風を作り出す社員教育なども紹介した。
 そのほか、香取感動マネジメント香取貴信社長、NPO法人茨城県経営品質協議会の鬼沢慎人代表理事による対談で、東京ディズニーランドのアルバイト経験を持つ香取社長が客を幸せにする感動サービスを語ったり、人と経営研究所の大久保寛司所長が「地域を豊かにするすばらしい会社」と題して話した。

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