箕輪北小体育館建設工事安全祈願祭
箕輪町の箕輪北小学校体育館新設工事の安全祈願祭が14日、現地であった。町、町議会、教育委員会、地元区、北小、工事関係者らが参列し、工事中の無事故を祈願した。
平沢豊満町長は、「児童はもとより通学校区の長い間の熱い思いがようやく実現する。最新鋭の体育館で、21世紀の世界に通用する子どもを育てていきたい。安全にご留意いただき無事故で完成できるよう、子どもの事故につながらないようお願いしたい」とあいさつした。
現在の北小体育館は、児童数増加により面積が国の基準を大きく下回っているため、新たに十分な面積を持つ体育館を建設する。新設場所はグラウンド西側。渡り廊下で南校舎とつなぐ。社会体育館の要素も併せもち、学童クラブも設置する。有事の避難施設の目的も持つ。現在の体育館は当面残す方針。
計画では、建築面積1622・08平方メートル(渡り廊下含む)。延べ床面積1561・77平方メートル(1階1490・51平方メートル、2階ギャラリー71・26平方メートル)。現在の体育館の約2倍の広さになる。1階はアリーナ、ステージ、器具庫、玄関、ホール、トイレ、学童クラブを設置する予定のミーティング室など。屋根は、耐震力に優れているという球形で雪止めを付ける。
設計・監理は創和、建築主体工事は浅川建設工業、電気設備は高木電工、機械設備はコマツ。工期は07年1月31日。