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つどいの広場が開所

つどいの広場が開所

 乳幼児親子がふれあい、自由に遊べる場所として14日、宮田村町2区の仲なかふれあいセンター1階に「つどいの広場」が開所した。村が社会福祉法人親愛の里(松川町)に事業委託。保育士の資格などを持った子育て支援員が常駐し、悩み相談などにも応じる。同センター内には福祉作業所もあり、関係者は「多くの人が集まる開かれた地域交流の拠点になれば」と期待を寄せている。
 広場は間仕切りのない159平方メートルのカーペット敷きの空間で、滑り台やボールプールなどの遊具を設置。今後は利用者の要望も聞きながら、必要な設備を整備していく。
 2人の支援員は乳幼児に詳しいだけでなく、福祉分野にも精通。交替で勤務する
 利用時間帯は平日の午前9時から午後4時まで。
 料金は年間登録制で千円(ただし、7月からの利用は750円、10月からは500円に減免)。村外者は1日100円(村内の人も利用可)となる。
 ただし6月末までは無料。「お試し期間として多くの人に実際使ってもらいたい」と呼びかけている。
 知的障害施設などを運営している親愛の里にとっては、初の子育て支援事業への参入。 この日の開所式で加藤孝正理事長は「親子だけでなく、住民が親しくやって来れる広場にしたい」とあいさつ。清水靖夫村長も「子育てや交流の中心地になれば」と期待した。
 さっそく利用する親子の姿も目立ったが、ある母親は「同じ母親同士でこのような広場があったら、と話しはしていた。近いので利用したい」と語った。
 「広場にあった名前を」と今月末まで愛称も募集中。広場や愛称に関する問い合わせは同広場85・5808、または村国保児童係85・5861まで。

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