初心者マジック講座開講
不思議の技習得へ
南箕輪村公民館で14日、「初心者マジック講座」が開講した。幅広い年齢層に楽しんで参加してもらいたいと本年度、新たに公民館講座に加えた。受講生約10人が12月まで全7回、カードやロープなどを使った簡単にできるマジックを習得する。
初回は、講師の伊那マジッククラブ代表の伊藤権司さんが自己紹介を兼ねて手品を披露。次々と巧みな奇術を繰り出し、受講生を不思議の世界に引き込んだ。
マジックをするにあたっての原則を教わった後、伊藤さんの解説を交えながら、早速トランプや輪ゴムなどを使った手品に挑戦。「マジックは目の錯覚を利用して成り立っている。手際良く見せるから不思議に見える」との指導を受け、何度も繰り返し練習した。
老人施設などで披露したくて参加したという男性(64)は「不思議さがあるし、楽しいけど実際にやってみるとなかなか難しいね」と話していた。