荒井区公民館が絵手紙教室
心込め温もり伝えよう
伊那市の荒井区公民館は11日、「あらいいもの作り 絵手紙教室」を同区事務所(市駅前ビルいなっせ内)で開いた。
パソコンによるはがきが普及するなかで、手書きの温もりを再度認識しようと、6年目。絵手紙を始めて7年の経験をもつ区内の伊藤博さん(81)の指導で、各自が持ち寄った野菜や花々を題材に製作した。
「モノ全体を枠に収めようとするのではなく、特徴をとらえて描くといい」などとアドバイスを受けた参加者たちは、手に取った題材にじっくりと目を向けながら筆を動かした。やさしいタッチで描いた絵に、季節に合った言葉を添えて、心温まる作品に仕上げた。
初参加の女性(40)は「なかなか難しいですね。上手に絵手紙ができたら実際に送ってみたい」と話していた。