箕輪町図書館で朗読講座始まる
箕輪町図書館の「朗読講座」が18日、図書館で始まった。参加者は朗読の基本を学び、皆で発声練習などをした。
全3回の講座。講師を務める伊那朗読の会の小林豊子さんは、表現豊かに読む話術について話し、「一般的に上伊那や諏訪地方はぶっきらぼうな話し方と言われる。話術を勉強するのもとても大切」とした。
朗読の基本に(1)イントネーション(抑揚)(2)歯切れの良さ(3)テンポ、リズム、アクセント-を挙げ、「歯切れがいいかどうかで与えるイメージが全然違う。歯切れ良くするには発音、発声が大切。毎日欠かさず訓練する以外に上達方法はない」と話した。
辞書と地図をいつも用意し、分かっている読みでも意味を調べる、地図で物語の場所を確認し気候を考え季節感も理解して言葉にのせていく-こともアドバイス。「辞書と地図を片手に、朗読の基本3つを同時に頭に入れて読み、主人公がどういう気持ちなのか追体験しながら表現して」と話した。