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カジカの稚魚を200匹放流

自然を呼び戻す会が小田切川へ

カジカの稚魚を200匹放流

 宮田村の自然を呼び戻す会(加藤一彦会長)はカジカの稚魚の養殖に成功。18日、小田切川で会員や小学生ら約40人が参加し、初めて本格的にカジカの稚魚の放流をした。
 小学生らは持参したバケツに加藤会長から7、8匹ずつ分けてもらい、「大きくなって」と親水護岸から放した。
 子どもたちは「元気に泳いでいった」「早く大きくなるといいね」と笑顔。
 今回放流した稚魚は、加藤会長が2月末、天竜川から雄、雌各1匹のカジカを捕獲、水槽で飼育。4月初旬に産卵、ふ化、2カ月飼育し約2センチに生育した。
 加藤会長によると、小田切川にかつてカジカは生育していたが、今はほとんどいない。5年前から復活に向け、数10匹ほど放流していたが、今年初めて、稚魚の養殖に成功し、大々的に放流できたという。

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