初の伊那谷国際交流フェスティバルに300人
世界各国の料理を食べながら交流
伊那谷に暮らすいろいろな国籍の人が集まり、世界各国の料理を食べながら交流する初めての伊那谷国際交流フェスティバルが18日、飯島文化館で6カ国、300人が参加し、にぎやかに開かれた。飯島国際協力会などでつくる実行委員会主催。
会場の中ホールには実行委員らが地域の外国人の指導で前日から準備した、中国の水餃子、メキシコのタコス、モロッコのクスクス、スペインのガスパーチョ、スリランカのカレーなど6カ国18種類の料理が並んだ。
香辛料が効いた様々な料理の匂いが漂う中、橋場みどり実行委員長は「外国籍の皆さんも日本人も、このフェスティバルを通じ、住みやすく、思いやりの心を持った町になるように努力を」と呼び掛け、駒ケ根青年海外協力隊訓練所の加藤高史所長の発声で乾杯。
参加者はテーブルを回り、各国の珍しい料理にはしを伸ばし、外国籍の人々と交流を深めた。また、会場では和太鼓の演奏、JICAバンド、アルプホルン、日本人と外国人のセッションなどが催され、入場者は世界の料理と世界のアトラクションを満喫した。