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砂防見学会

 6月の土砂災害防止月間に合わせて伊那建設事務所(松下泰見所長)は22日、駒ケ根市民を対象にした砂防施設見学会を行った。市民ら約30人が参加し、同市中沢の下間川砂防工事現場、ねずみ川の砂防えん堤・床固め工事現場のほか、先進的な土砂災害情報の相互通報システムを導入している飯島町役場などを訪れて砂防事業の現状や効果などについて学んだ。
 見学に先立って同事務所の担当者は駒ケ根市役所で「水災害、土砂災害の現状」について詳しく説明。参加者はメモを取ったりしながら熱心に耳を傾けていた=写真。
 松下所長はあいさつで「今年は三六災害から45年目の節目の年に当たる。土砂災害防止にはハード、ソフトそれぞれの取り組みが必要だが、その現状を知ってほしい」と参加者に呼び掛けた。

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