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交通死亡事故現地診断

交通死亡事故現地診断

 箕輪町八乙女の町道1号線(広域農道)で13日に発生した交通死亡事故の現地診断が22日、現地であった。対策を検討し、箕輪町内でわずか半月の間に2件の交通死亡事故が発生していることから、住民への交通ルール、マナー遵守の啓発活動の重要性を確認した。
 事故は、伊那市方面から辰野町方面に進行中の普通乗用車が道路右側のコンクリート壁に衝突し、運転していた町内の男性(49歳)が死亡した単独事故。現場の交通規制は時速50キロ、はみ出し禁止。事故原因は調査中。
 現地診断には伊那警察署、町警部交番、町交通安全協会、安全運転管理者上伊那支部箕輪部会、地元住民、町が参加。現地を見たあと、北西部多目的センターで検討会をした。
 伊那署は7月、新たに規制表示を道路の両側に設置することを報告。事故後、現場近くでのスピード違反取締りで町民の違反者が多かったことも話した。
 参加者は、減速マークやドットなどの路面表示、スピード抑制の看板設置、道路にはみ出した木のせん定、住民の交通安全意識の高揚など対策法を挙げ、スピード違反取り締まり強化を警察に要望。地元区は、スピード抑制看板の設置、凍結防止対策、歩道設置、騒音・振動の測定、信号機設置を要望した。
 永岡助役は、「なんとしても死亡事故をなくさなければいけない。皆で協力して取り組みたい」とあいさつ。町は路面表示など「早急に設置する方向で検討したい」とした。

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