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第4回瑞雲墨志会展

第4回瑞雲墨志会展

 瑞雲墨志会(中原知得会長)の第4回会員展が22日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。四季の風景や花などを描いた水墨画や墨彩画約120点が、訪れた人たちを楽しませている。
 駒ヶ根市の下平瑞雲さんに師事する会員らの作品展。上伊那の会員を中心に、長野方面、下伊那方面からも多数の出展があった。下平さんも12点を特別出品。過去の展覧会などで入選した秀作などが並んでいる。
 水墨画を始めたばかりの人から、20年以上続けている人まで、出展者の経歴はさまざま。構図の重要性を再認識し、デッサンから学び直す人も増えてきており、会のレベルも向上しているという。
 伊那市の手塚晴美さんは、権兵衛トンネルの開通に伴い訪れた木曽郡上松町の「寝覚めの床」を描いた。光に輝く水や、岩の自然彫刻が見せる凛(りん)とした表情を、墨の濃淡で巧みに表現している。
 そのほかにも、地元の温かな風景をとらえた作品などが多数並んでいる。
 入場無料。午前9時縲恁゚後5時半(最終日は午後4時まで)。25日まで。

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