宮田大学で村長の話を聞く
宮田村公民館の生涯学習講座「宮田大学」が22日、村民会館であった。16人の受講者が参加し、清水靖夫村長から現在の村政について学んだ=写真。
清水村長は「自立を選択した市町村の場合、人員規模1万人という裏付けがある。宮田村の場合は、それに向けてがんばっていくしかない」と語り、住宅団地の開発、企業誘致、社会保障による子育てしやすい環境整備などで人々に来てもらえるまちづくりを進める必要があることを示した。
介護保険制度の改正に伴い設置した地域包括支援センターについては「介護保険サービスはどこまで見るかという問題が生じてきており、際限を言えば限りなくなってしまう。そこで、介護予防や状態悪化につながらないように支援していくことが必要」と役割を説明し、ボランティア活動や生涯学習への参加も介護予防につながること語った。
参加者からは「今まで分からなかった役場の中が見えた。これからも中の見える村政をとってほしい」などとする声が挙がっていた。